平成29年12月14日、出雲市民会館305号室を会場に、第2回神門組僧侶研修会が開催されました。今回の研修テーマは「人権」についての学習会で、29名の僧侶が参加しました。

当日は、出雲市役所総務部人権同和政策課同和教育啓発指導員の石飛淑子氏を講師に迎え、「出口の見える人権教育・同和教育を」と題した講義を受けました。

講義では、さまざまな啓発資料を基に、差別の本質や源流、差別の現実に対し、今私たちにできることは?として「気づき・考え・行動する」ことの大切さを学習しました。

続いて三グループに分かれて話し合いを行い、その後全体会として講師を交えての質疑や意見交換を行いました。

▽差別には三つの棘がある。

 一、目の棘

 二、言葉の棘

 三、心の棘

棘なき社会にするために、一人一人が人権感覚を磨きましょうという言葉に、一僧侶として改めて考えさせられた研修でした。

神門組実践運動委員長 佐々木弘信

神門組 僧侶研修会報告(平成29年度)