平成29年度総会並研修会「念仏者の生き方」
連盟事務長 樋野 宏文
ここ近年「海の日」に開催されている神門組仏壮連盟総会・研修会は、本年も7月17日午後2時から、塩冶町長楽寺を会所に開催しました。当日は梅雨明け前の蒸し暑い中、本堂に扇風機を多数設置し、熱中症予防にご配慮いただきました。受付開始の1時30分にはほとんどの方が参集され、満堂の百十余名の方々が、阿弥陀様の前で再会を喜び合いました。
開会式は、長楽寺藤野敬信師の調声により勤行、続いて「仏教壮年会連盟綱領」を唱和、板倉祥理事長の挨拶と続き、ご来賓として藤野昭信組長、佐々木弘信組実践委員長からご挨拶を賜りました。ここで通常は会所寺院住職のご挨拶ですが、今回組長寺院での開催のため、布野光広長楽寺仏壮会長代行から、この度新規作成されたパンフレットを用いて、長楽寺縁起、諸行事等の説明を拝聴しました。
総会議事は原案通り可決され、本年度から3年間、神門組仏壮連盟として教区仏壮連盟理事に選出した井上静夫副理事長が、挨拶に併せて教区仏壮連盟の近況を報告しました。
次に研修会は、本願寺派僧侶養成部部長(滋賀教区湖北組専覚寺住職)、滝口隆誠師をお招きし、「念仏者の生き方」と題して一時間にわたりご法話を賜りました。
ご法話は、ご門主様のご親教を噛み砕いてご教示いただき、特に仏壮連盟綱領にも触れて、壮年会として歩むべき行動は「自他ともに心豊かに生きる社会の実現に努める」という実践運動の推進にも関わる目標をお示しいただきました。
最後になりましたが、長楽寺仏壮会の皆様には、暑い中二日間にわたり準備・会所運営とお世話いただきましたことを感謝申し上げます。来年度は、大社町乗光寺様のお世話になります。来年も会員の皆様が元気で再会できることを念じております。